インドにも「だいやめ」文化を! 浜田酒造が国内初コンテナ単位で焼酎輸出 人口世界最多の国で新たな販路開拓狙う
浜田酒造(鹿児島県いちき串木野市)は31日、香り系焼酎「だいやめ」など4製品1716ケース、約1万300本をインドへ出荷した。焼酎を同国へコンテナ単位で輸出するのは国内初という。 【写真】インド向けに輸出する「だいやめ」などの商品
人口が14億人超で世界最多となり、急速に発展するインドで新たな販路開拓を狙う。米販売などで実績のあるアスク(山形県)や、酒類販売を手がける現地グループと連携し、厳しい輸入規制をクリアした。 だいやめのほか、輸出専用の「DAIYAME40」、麦焼酎「隠し蔵」、焼酎ベースのクラフトジン「樹々」を出荷。6月12日に北九州市の門司港を出発し、7月中旬に到着予定。 現地では8月以降、店頭イベントや展示会を通じて定着を目指し、小売店での販売や飲食店でも提供する予定。浜田酒造の平石智也コミュニケーション部長は「インドではウイスキーなど蒸留酒が好まれており、挑戦できると考えた。今回をきっかけに焼酎文化を広げたい」と期待した。
南日本新聞 | 鹿児島