「何がしたいのか分からない」マンUを痛烈批判!英代表伝説OBが見解、優勝争い演じるクラブとの違いは?
現役時代にリバプールやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元イングランド代表のマイケル・オーウェン氏が、マンチェスター・ユナイテッドの現状について言及し、一貫性がないチームの計画を批判した。スペイン紙『アス』を通じて語っている。 【画像】マンチェスター・ユナイテッド最新スタメン&フォーメーション リバプールは2015年からユルゲン・クロップ監督がチームを率いて強化を進めた。同様にアーセナルは2019年からミケル・アルテタ監督が指揮官を務めて優勝争いを演じ、マンチェスター・シティに至っては2016年からジョゼップ・グアルディオラ監督が長期政権を築いている。一方でマンUは何度も監督交代を行い、現在チームを率いるエリック・テン・ハフ監督も解任の噂が浮上しており、今夏に再びチームを作り直すかもしれない。 オーウェン氏は「マンチェスター・ユナイテッドの状況は突然起こったわけではない。もし、あなたがユナイテッドのファンなら、長い間具体的な計画がなかったことに失望するだろう。当時ユナイテッドと同じような立場にあった全てのクラブを見ればわかる。例えば、リバプールは何年も苦戦を強いられていたが、クロップは明確な計画を持ってクラブに加わった」とし、マンUに無いものが他クラブにはあると主張。 続けて「アストン・ヴィラやリバプールがどのようにプレーするかを私に尋ねれば、彼らはこれが得意、またはこれが苦手であると答えることが出来る。彼らがやろうとしていることは分かるし、それはほぼ全てのプレミアリーグのクラブにも当てはまる。マンチェスター・ユナイテッドとは何かと尋ねられたら、私は本当に知らないと答えるでしょう。彼らがポゼッションチームなのか、それともカウンター攻撃をしているのか、あるいはプレッシングをしているのかはわからない。彼らがフィールド上で何をしようとしているのか、何のためにプレーしているのかも分からない」と述べ、一貫したプレースタイルが無いとの見解を示している。
フットボールチャンネル編集部