（写真：映画.com）

　テレビアニメ「ばいばい、アース」に沢城みゆき、津田健次郎、佐藤せつじが出演することが決定した。ティザーPV第2弾も公開されている。 　原作は、アニメ「蒼穹のファフナー」シリーズのシリーズ構成・脚本などでも知られる小説家の冲方丁が2000年に上下巻として上梓（KADOKAWA刊）。獣人が暮らす世界に唯一の人間として生まれ、「のっぺらぼう」と呼ばれる少女・ラブラック＝ベル（CV：ファイルーズあい）が、自身のルーツを探るべく過酷な旅に身を投じる姿を描く。 　このほど出演が発表されたキャストはそれぞれ、「飢餓同盟」の首魁である水族（マーメイド）のドランブイを沢城、正義と悪それぞれの性質を有する「剣の国（シュベルトラント）」を治めるロードハイド王の正義の側面を津田、悪の面を佐藤が演じる。 　ベルが疎外感を味わう場面からスタートするティザーPV第2弾では、ドランブイやロードハイド王をはじめとする総勢10人のキャラクターの声が初公開されている。 　また、同作の放送・配信が、7月12日午後11時30分からWOWOWプライムとWOWOWオンデマンドで始まることも決まった。第1話の視聴は無料となる。各種動画サービスでの配信も行われる（詳細は後日発表）。 　同作の放送を記念して、WOWOWプライムとWOWOWオンデマンドでは「冲方丁アニメ特集」として7月6日深夜に劇場アニメ「マルドゥック・スクランブル」3部作を放送・配信する。深夜12時15分から第1部「圧縮」、深夜1時30分から第２部「燃焼」、深夜2時45分から第3部「排気」がスタート。 　「ばいばい、アース」キャストの沢城、津田、佐藤のコメント全文は以下の通り。 【沢城みゆき（ドランブイ役）】 ドランブイの声を担当させていただくことになりました、沢城みゆきです。 彼女は飢餓同盟の首魁で、剣を作る「剣作家」。今の美しい姿になる前のエピソードが非常に興味深かったです。虚のようで底が知れないような、すっごぉく単純な気もするような……薄氷を踏むようにひとつひとつ確認しながら進めています。 彼女の想いはいったいどこへ辿り着くのか……！　ご並⾛いただけたらと思います。 【津田健次郎（ローハイド王＜正義＞役）】 最初に台本を読ませていただいた時はとても不思議な世界観で、他では見ないような作品だなという印象を受けました。 演じさせていただいたローハイド王については＜正義＞と＜悪＞の2つの面で分かれているという部分が驚きで、作品の世界観に沿っていつつも不思議なキャラクターだなと思いました。また普段は悪サイドのキャラクターを演じることが多いのですが、今回は正義の面を担当させていただくことで、できるだけ正統派な演じ方をするように心がけました。 ぜひ、他にはない世界観とキャラクターたちが登場する「ばいばい、アース」を体験していただけましたら幸いです。 【佐藤せつじ（ローハイド王＜悪＞役）】 ローハイド王＜悪＞を担当します佐藤せつじです。 ローハイド王＜正義＞のお腹から顔出してる人です。 本来悪が得意な津田健次郎さんが悪をやっても良さそうじゃんと思いましたが、キャラデザ見て納得しました（笑）。こっちが僕だわと（笑）。 正義と悪が同時に喋るシーンが多かったため、収録時は先に津田健次郎さんが収録したのをヘッドホンに返してもらいながら収録しましたが、ローハイド王＜正義＞の声がイケボすぎて耳がドロドロに溶けて大変でした。うらやましいでしょ～（笑）。 壮大な世界観にファイちゃん演じるカッコイイ大剣持ってる女の子！ 豪華キャストも好きな人しかいないしワクワクがとまりませんね！ 7月の放送・配信を楽しみに待ちましょう!!