今江の故障離脱で、キャンプイン前に楽天の梨田構想に狂い!?
ロッテ時代に今江と共に戦った里崎智也氏も、「実績があってもFAなどの移籍組は、新しいチームでの自分の居場所を確保する為に自分のことを最優先で必死にやります。特に今江は、昨年は結果も残せていないので、新チームでアピールしをなきゃいけないと意気込んで新人並みのハイペースで2月1日に合わせ焦ったのかもしれません。怪我の状態が正確にわからないのでなんともコメントし辛いですが、長引く可能性もある箇所です。開幕には間に合うとは思いますが、『何が何でも開幕に』と、ここで焦って他の場所を痛めてしまうという怖さもあります。今江の気持ちは手に取るようにわかるけれど、ここは焦らずに、完全に治して新しいチームでの開幕を迎えて欲しいし、それがチームにとってもプラスとなるでしょう」という見方をしている。おそらく里崎氏の意見は楽天首脳陣の考えと同じだろう。 梨田監督は、この日、今江ショックを払拭するようにミーティングで則本に開幕投手を言い渡した。今江の怪我が話題にならないほど、巨漢の新外国人が目立ち、昨年の後半から日本野球に適応してきたゼラス・ウイラー(30)が、さらにブレイク、現段階で、話題先行型のオコエが、今江のいない間に台頭してくれることに期待を寄せたいのが本音だろう。