栃木県警察本部「年頭視閲式」5年ぶり挙行
とちぎテレビ
栃木県警察本部の年頭視閲式が9日5年ぶりに行われ難波健太本部長がさまざまな犯罪が多発するなか高い倫理観と強い使命感をもって対応するよう訓示しました。 宇都宮市の県警察学校で行われた「年頭視閲式」にはおよそ300人の警察官が参加しパトカーや白バイなどとともに隊列を組んで行進しました。栃木県警の「年頭視閲式」は警察官の士気や組織の結束を高め安全で安心なとちぎを実現するため年明けに行われています。 新型コロナウイルス感染症や能登半島地震の影響により2020年以降見送られていましたが天気にも恵まれ9日5年ぶりの開催となりました。 県警によりますと県内で2024年に確認された刑法犯罪の件数は20年ぶりに増加に転じた2023年に続き2年連続で増加しました。 難波健太本部長は、警察官の服装や装備の点検をした後訓示し「本県警察では基本姿勢を本年も引き続き「誠実」「仁愛」「強靭」と定め、警察職員一人一人が高い倫理観と強い使命感を持って職務に精励していくこととした。心を新たにして県民の安全と安心の確保に向け、一層の努力を期待する」と述べました。
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