お取り寄せで楽しむ絶品漁師メシ! 牡蠣の旨さを最大限に引き出す「カンカン焼き」とは?【お取り寄せグルメ】
しばらくすると、磯の良い香りと共に激しく蒸気が吹き出し、蓋が浮き上がりました。結構な勢いなので心配になりますが、そのまま時間まで待ちます。10分経ったら火を止め、蓋をあけましょう。缶はかなり熱くなっているので、お気をつけください。付属の軍手をはめても熱いので、追加でふきんなどを用意した方が良さそうです。
牡蠣の殻が開き始めているのを確認できたら出来上がり。慎重派の筆者は念の為ここからさらに1分ほど加熱しました。10分以上磯の良い香りをずっと嗅がされて、食べたい気持ちはこの上なく盛り上がっています。さあ、いただきましょう!
ふっくらプリプリの牡蠣がお目見え
付属のナイフで殻を外すと、プリっとした牡蠣が出てきました。身はふっくら柔らかく、牡蠣の風味が濃厚! 缶の中に閉じ込められた状態で牡蠣自体に含まれる水分で蒸され、旨みや風味がどこにも逃げていないので、驚くほどに牡蠣の味わいが強いですね。
牡蠣のえぐみや渋みは一切感じない、旨み溢れる上質な牡蠣です。酒飲みの知人は、牡蠣の蒸し汁たっぷりの殻に直接日本酒や白ワインを注ぎ、牡蠣の身ごとすすって……と、それはもう幸せそうな顔で唸っていました。
筆者が注文した時期(1月中旬まで)は少し身が小さいそうで、2~4月に注文すれば、もっと身が大きい牡蠣が送られてくるようです。
調査結果
おいしい牡蠣を外でワイルドに焼き、気の合う仲間とお気に入りのお酒片手にわいわい食べる。なんと幸せな時間でしょう。必要な道具が全て一緒に送られてくるのも楽でよかったです。カンカン焼きは牡蠣以外にもハマグリ、あわび、ひおうぎ貝などもあるようで、ぜひいろいろ試してみたいと思いました。
●SHOP INFO まるか水産
撮影・文◎佐々木舞