コロ・ムアニ、デンベレ、ラモスら加えたのにPSGはムバッペ頼み 渋い得点力に批判も「得点することができない」
このままでCL制覇は難しい?
13日に行われたドルトムントとのチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節を1-1のドローで何とか切り抜け、グループ2位で決勝トーナメント進出を決めたパリ・サンジェルマン。 PSGが所属したグループFはニューカッスル、ミランも入る死の組だったため、ひとまずグループを通過しただけでも喜ぶべきなのだろう。 ただ、PSGの現状に納得しているサポーターは多くないはずだ。仏『Foot Mercato』によると、元フランス代表のクリストフ・デュガリー氏は得点力が物足りないとルイス・エンリケ率いるチームを認めていない。 「得点することができない。ルイス・エンリケは毎試合のように『自分たちには相手よりチャンスがあった』と説明しているが、そんなものは無意味だ。PSGはどの分野でも進歩がなく、ザイール・エメリのような若者によって救われている」 先日のドルトムント戦でチームを救う同点ゴールを決めたのも17歳のMFウォーレン・ザイール・エメリだった。今夏のPSGはランダル・コロ・ムアニ、ゴンサロ・ラモス、ウスマン・デンベレ、マルコ・アセンシオ、ブラッドリー・バルコラら前線の補強に力を入れたが、結局キリアン・ムバッペ頼みなところは変わっていない。 今の完成度でCL制覇を目指すのは厳しいようにも思えるが、後半戦へエンリケは完成度を高められるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部