「育った町で住み続けていくためには“人口減少”が大きな課題」魅力ある地域づくりを!児童たちのプロジェクトが始動
テレビ高知
高知市の小学生が、自分たちの校区が大人になっても住み続けられるまちになるためのプロジェクトを考案しました。地域の人たちと協力し合って、実行していきます。 【写真を見る】「育った町で住み続けていくためには“人口減少”が大きな課題」魅力ある地域づくりを!児童たちのプロジェクトが始動 「僕たちはいま、商店街を盛り上げようと活動しています。升形商店街に、もっとたくさんの人に来てもらいたい、盛り上げたいという理由です。悩んだ中で、PR動画とマスコットキャラクターの2つを提案しようと考えています」 地域づくりのプロジェクトを提案したのは、高知市の第六小学校の6年生、32人です。高知市では、小学校区ごとに行政と地域、学校が一体となって地域を盛り上げようという「コミュニティ計画」が策定されています。このうち第六小学校では、6年生がこれまでの学習を通じて、「自分たちの育った町で住み続けていくためには“人口減少”が大きな課題」だとして、魅力ある地域づくりのために何ができるか考えてきました。 18日は市役所や地域の人たちを招いたプレゼン大会が開かれ、5つのグループがテーマごとにプロジェクトを提案し、協力を呼びかけました。 「日ごろからの防災意識を高め、地震に備える必要があると思ったからです。そこでわたしたちは防災について書かれたポスター配りと防災マップ作りを提案しています」 防災、清掃、美化活動など、さまざまな分野で提案を行った子どもたち。最終的に5つのグループすべてが地域の人たちと協力し合ってプロジェクトを進めていくことが決まりました。 (地域の人) 「起承転結がきちっとできていて、本当にすばらしい発表だったと思います。全部の事業に参加したいなと思いました」 (地域の人) 「これからみんなと関わりを持って取り組んでいけたらと思います」 (第六小学校6年 織田葉月さん) 「(升形商店街の盛り上げを提案)“商店街を盛り上げ隊”はみんなから意見がたくさん出たので、一つに選ぶのに意見が割れたりしながらも、がんばっていきました」 (第六小学校6年 濱田湖羽さん) 「(升形商店街の盛り上げを提案)まずは升形商店街に人が集まって、お客さんもいっぱいで、にぎやかなまちにしていきたいと思っています」
2025年3月には卒業を迎える子どもたち。これからグループごとに地域の人たちと協力し合って、卒業までにプロジェクトを実行するということです。 大人さながらのプレゼンでしたね!このプレゼン大会には実はテレビ高知も参加していまして、「升形商店街を盛り上げる動画を作りたい」というグループに協力させていただくことになりました。動画が完成するまでの様子もぜひみなさんにお伝えしたいと思います。
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