「必ず世界王者に」 地元所沢で王座統一を報告 プロボクサーの宇津木選手 ライト級アジア王座を統一
今年11月にボクシングWBOアジアパシフィックライト級王者になり、国内のアジア王座を統一したプロボクサーの宇津木秀選手(30)=埼玉県所沢市出身=が12日、所沢市役所を訪れ、小野塚勝俊市長に2冠達成を報告した。 今年9月には市役所で母校の児童と交流した宇津木選手【写真1枚】
宇津木選手は所沢市立北小、向陽中出身。元日本王者で、今年7月に東洋太平洋のタイトルを獲得した。11月に東京都の後楽園ホールで行われたライト級アジア王座統一戦では、ダウンを奪い合う激闘をTKOで制した。今後は世界王座に挑戦するという。 宇津木選手は「相手もチャンピオンなので、とても勉強になった。後半にいけば勝てると思っていた」と試合を振り返った。元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志さん=春日部市出身=を憧れの選手に挙げ、「内山先輩は目標。必ず(日本人のライト級世界王者)4人目になる」と意気込んだ。 小野塚市長は「さらなる高みを目指して頑張ってほしい」と激励した。