「ふるさとのツバメ総調査」今年で51回目
10日から始まった愛鳥週間に合わせて、石川県内の小学校では恒例のツバメ生息調査が行われ、子どもたちがふるさとの自然環境について学びを深めました。1972年(昭和47年)から県内の小学校で続いている「ふるさとのツバメ総調査」は今年で51回目で、日本で最も長い調査になります。 【写真を見る】「ふるさとのツバメ総調査」今年で51回目 加賀市の東谷口小学校では、5年生と6年生の児童合わせて19人がグループに分かれて、住民に聞き取りをしながらツバメの数や巣の場所などを調べました。児童らは巣がある家を見つけると、ツバメの様子を観察したあと、家の住人に巣があることを示すシールを渡して、ツバメの保護を呼びかけました。 児童 「今年も飛んでてよかった」 「ツバメがたくさん増えると、それだけ自然の環境がよくなって良い社会になっていくはずだから増えていくといいなと思う」 これまでの調査でツバメの数は年々減少傾向にあり、巣づくりに適した軒のある家屋が減っていることや、田んぼの減少でツバメのエサが減っていることが原因とみられています。
北陸放送