星野源、『地獄でなぜ悪い』紅白の選曲が波紋 園子温監督のテーマ曲…「曲には罪ない」「なぜ今それを?」ファン論争
シンガー・ソングライターで俳優の星野源(43)が、大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」で歌うことが明らかになった楽曲が、ネット上で波紋を広げている。 ◆紅白歌合戦の出場歌手・曲目一覧 23日、紅白の曲目が発表され、星野は「地獄でなぜ悪い」を披露する。同日、星野は東京ドーム公演で披露した同曲を自身のYouTubeで公開し「放送までの期間こちらで予習してみて」とファンに呼びかけた。 同曲は、園子温監督による同名の映画(2013年公開)のテーマ曲で、監督のオファーにより書き下ろしされた。今年の紅白では、弾き語りで披露するという。 今回の選曲について、星野は23日、自身のインスタグラムにて「NHK紅白の演出の方に、今年この曲を歌って欲しい」とオファーされたと明かしている。NHK側の意向を聞いて驚き、「血が沸き上がるような感覚にもなりました」と心境をつまびらかにし、意気込みをみせた。 この選曲については、ネット上では「だいぶ攻めてる」と意外性に驚いたという反応が相次いだ。だが、それだけではなく、園監督が2022年、週刊誌に”性加害疑惑”を報じられ、訴訟にまで発展したことを引き合いに出し、非難する動きまで出ることに…。訴訟については昨年末、週刊誌の記事全文削除によって、発行元らとの和解が成立している。 ネット上では「源さんとはまた別の問題」「曲には何の罪もない」と非難に抗議するファンのほか、「ほかに星野源の素敵な曲あるのにわざわざなぜ?」「なぜ今それを歌いますか?」と疑問を呈する人も。曲目発表から一夜明け、ネット上では議論が激化している。
中日スポーツ