カルガモ親子「危機一髪」このままでは下水道に…住民が機転ピンチ救う(島根・松江市)
山陰中央テレビ
5日の山陰地方は、高気圧に覆われ青空が広がりました。心地よい天気の下、子育て真っ最中のカルガモの姿がありましたが、実はちょっとしたピンチを迎えていました。 カルガモの親鳥と約10羽のひな。仲睦まじいこの親子の姿が目撃されたのは、松江市西持田町の「側溝」でした。 松江動物病院・河合賢治院長: この下にいました。このまま行ったら大変なので追いやって…。 実は側溝を移動していたカルガモの親子、そのまま進むと下水道に迷い込み、出られなくなる恐れがあったため、発見した地元の人や警察官など約10人がかりで安全な方向に誘導したということです。 松江動物病院・河合賢治院長: 子どもを育てられる環境へ移動しようとして動き出したと思う。 住処の引っ越しの最中だったと見られるカルガモの親子。住民のみなさんの機転でピンチを脱したようです。大きく成長したら「ツル」ならぬ「カモの恩返し」となるのでしょうか?成長した姿をまた見せてほしいですね…。 山陰地方は、6日も高気圧に覆われて午前を中心に概ね晴れる見込みです。ところで山陰地方の梅雨入りの平年日は6月6日ごろとなっていますが、梅雨前線の位置は、5日の時点で日本のはるか南の海上にあります。10日間予報を見ると9日(日)に一旦天気が崩れそうですが、その後梅雨前線が北上する予想にはなっておらず、梅雨入りはもうしばらく先となりそうです。
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