中沢佑二氏、松井大輔氏が元日本代表の裏話明かす 注射嫌いで「頑なに拒む」選手とは?
サッカー元日本代表の中沢佑二氏(46)と松井大輔氏(43)が13日、生バラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)にゲスト出演し、クセが強いと感じた元日本代表ベストイレブンを選出。MFで福西崇史氏、遠藤保仁氏とともに選んだ3人の〝クセ強エピソード〟を明かした。 まず中田英寿氏は、飛行機での移動中など空き時間に「パソコン開いて語学の勉強」をし「常に先を見てる方です」と中沢氏。ただ聞いた話だと「サッカー選手ってたまにケガとかすると、痛み止めとかで注射打つんですよ。その注射は『嫌いだ』って言ってました。注射だけは頑なに拒むらしい」とのことだ。 また「サッカーに関してもうオタクの域を超えてます」とは中村俊輔氏。サッカーゲームをやる時も「自分のやりたいシステムを組んで、試合を想定してやる。ゲームでもちゃんとシミュレーションをする」という。 松井氏も指導者のA級ライセンスを取る際、相部屋になったそうで「絶対ゲーム持ってきます。僕とやって(僕が)すごくやられて、(中村氏が)喜んで終わる」と振り返った。 中村氏と言えば、目にかかるほど長い前髪がトレードマークだった。中沢氏は「1回(本人に)聞いたことあるんスけども、目線を読まれたくないって、フリーキックの時に。自分も見にくいはずなんですよ…」と明かした。 もう1人の本田圭佑氏については、松井氏が「(腕)時計2つ付けて…まぁ同じ時間でしたけどね」と暴露。川島永嗣氏も交えた食事会で丸テーブルを囲んだ時も、本田氏が「普通におでんをナイフとフォークで」食べるのを見て、松井氏は〝かぶれてんな~〟と思ったそう。ただ関西人の本田氏は「ボケるんですけど、まぁたまにスベったりもする」そうだ。 そんな本田氏を中沢氏は「誰もやったことないこと、〝自分が一番最初にやりましたよ〟ってのをちゃんと考えてます」と分析。日本代表に入りたてで本田氏が若い頃のエピソードを明かした。 代表チームが移動で乗るバスでは、ベテランが後部座席に座り、本田氏は真ん中ぐらいの席に座っていたそう。練習や試合会場に着き、バスから降りるのは本田氏が一番最後。「本田圭佑だけがゆっくり降りて、それを(メディアの)映像として残したい。そういうの、ちゃんと考えての〝This is 本田〟。これが本田のブランディング力」と中沢氏は指摘した。 ほかの〝クセ強ジャパン〟は監督にフィリップ・トルシエ氏、GKに川口能活氏、DFは今も現役の長友佑都(FC東京)、田中マルクス闘莉王氏、日本サッカー協会・宮本恒靖会長、そしてFWは現在タレントの大久保嘉人とカズこと三浦知良(JFLアトレチコ鈴鹿)。 MCのハライチ澤部佑は、同じお昼枠の生番組「笑っていいとも!」の名物コーナー「テレフォンショッキング」に三浦氏が出た時を振り返り、「僕もレギュラーで出てて、カズさんがあいさつ来てくれたんですよ。スーツで来てくれて、で『澤部君』(と言って)バラ1本くれた」と明かした。
東スポWEB