お盆期間中もコロナ予防を 新田富山県知事呼びかけ
富山県内で新型コロナウイルスの感染者が増えていることを受け、新田八朗知事は5日の定例記者会見で「お盆期間中に大人数で集まる場合は、体調を整えるようにしてほしい」と呼びかけた。 県によると、県内48定点医療機関で感染者数が4週連続で増加している。知事は「現在は医療がひっ迫しているわけではない」としつつ、お盆期間中は多くの医療機関が休診し、感染者が増えると救急外来を圧迫する恐れがあると説明。「症状が軽い場合は、お盆休み以外の昼間の受診を検討してほしい」と求めた。 熱中症についても注意喚起し「注意すればかなり防げる。ともに暑い夏を乗り切っていきたい」と述べた。 急な病気やけがの際に救急車を呼ぶべきか迷った際は、専門家に相談できる電話窓口「ダイヤル#7119」やこども医療電話相談「#8000」を利用できるとした。