【シンザン記念】マイネルチケット、快勝舞台の中京マイルで巻き返しへ
3日間開催の最終日になる13日、中京で芝マイルの3歳GⅢ「第59回シンザン記念」が行われる。12年の勝ち馬ジェンティルドンナ、18年のV馬アーモンドアイはのちに牝馬3冠を制しており、クラシック、GIへ向けて見逃せない。 ◇ ダノンバラード産駒マイネルチケットはサウジアラビアロイヤルCで0秒2差の3着、京王杯2歳Sでクビ差の2着とG戦線で惜しい競馬が続いている。未勝利戦を快勝した中京マイルへ戻って巻き返したいところだ。 1週前は栗東坂路で一杯に追われて4ハロン51秒8、ラスト1ハロン11秒7の自己ベストを叩き出した。「順調だし、状態は変わりない。レースセンスが良く、スピードもある。左回りも結果を残しているので」と、宮調教師は期待を寄せている。 モーリスを父に持つタイセイカレントは新馬戦を勝って挑んだサウジアラビアRCで1馬身差の2着に食い込んだ。前走の朝日杯FSは15着に敗れたが、1週前に栗東CWコースで6ハロン80秒8をマーク。初陣を鮮やかに逃げ切った中京芝マイルに戻って反撃に出る。 父エピファネイアのマイエレメントは新潟芝マイルで新馬勝ちして臨んだアルテミスSで0秒2差の5着。重賞2戦目の上積みは大きく、牡馬相手でも軽視できない。(夕刊フジ)