民進党の前原代表が辞任「怒涛の2か月間だった」 31日に新代表選出
民進党の前原誠司代表は30日夕の両院議員総会で代表辞任を表明し、全会一致で了承された。新しい代表は31日午後3時からの両院議員総会で選出される。
前原代表は「この総会を持って代表を辞任する。全国幹事会まで代表をやらせていただきありがとうございました」と述べた。総会の後、前原代表は出席した国会議員らに囲まれ、握手を求められる場面もみられた。 その後、取材に応じた前原氏は「怒涛の2か月間だった」と振り返り、希望の党への合流方針についても「あれしかなかった」とあらためて語った。今後の民進党については「野党のプラットホームとして繁栄してもらいたい」と述べた。 今後、前原氏は「しかるべき時に」民進党に離党届を出し、希望の党に合流する。 「安倍1強」体制を打破するために、前原氏は民進党をブリッジにして、希望の党、立憲民主党で連携していきたい意向だ。「新たな民進党代表、立憲民主党の枝野代表、希望の党で、今から話しながらお互いが『1強』を崩す取り組みができるよう最低限の信頼関係ができれば。希望でどのような立場になるか分からないが、私も努力していきたい」。枝野代表とは話をして、今後協力していくことが必要だとの認識でおおむね一致したと述べた。