【早くもジャパン・プレミア】 ベントレー新型コンチネンタルGT V8 PHEVで782psへ
各部は大きく進化
ベントレー・モータース・ジャパンのブランドダイレクターを務める遠藤克之輔氏は、「史上最もパワフルでラグジャリーに進化を遂げたのが、新型コンチネンタルGTです。英国クルーの開発陣は3つの点に大きな力を注ぎました。それはデザイン、パフォーマンス、テクノロジーです」 「なかでも2灯式になったヘッドランプは精緻な職人技で製作。上部のカットクリスタルと下部の精密パターンより、点灯時はダイヤモンドのように輝きます。テールランプも同様にクリスタルな輝きを放ちます」 「リアスポイラーはトランクリッドと一体化され、強大なダウンフォースを獲得。インテリアでは彫刻的なキルティングを採用し、GTスピードではダーククローム・インテリアスペックを備えます」 「ボディカラーは新たにトルマリン・グリーン(展示車)と、ライティングで色が変わるグラビティ・グレーを追加しました」、と説明。 本社チーフ・コミュニケーション & D&Iオフィサーを務めるウェイン・ブルース氏は、「初代コンチネンタルGTは、生まれ変わったベントレーのアイコン的モデルとして2003年に登場しました。以来3世代に渡り、グランドツアラーのベンチマークとしてのポジションを維持しています」 「21年間進化を続けた結果、第4世代のコンチネンタルGTを送り出しました。2週間後に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、水と魚を使った演出で新型GTスピードを展示し、新型の導入を祝います」と説明。 アジアパシフィックのリージョナルディレクターであるニコ・クールマン氏は、「ベントレーは世界で最もサスティナビリティなモビリティ・ブランドになることを目指しています。具体的にはV8 PHEVの新型GTスピードでは、W12エンジンに比べCO2の排出量が10%減っています」 「日本はアジア・パシフィック・エリアで重要なマーケットで、世界ランキングで見ても6位となる非常に大きな存在です。これから数年にわたり新しいモデルを続々と導入する予定ですので、引き続きベントレーにご注目ください」と述べた。 新型コンチネンタルGTは、クルーにあるカーボンニュートラルなベントレーのドリーム・ファクトリーで、2024年第3四半期から手作業で製作される予定。日本へのデリバリーは2025年第1四半期から予定するとアナウンスされた。 車両本体価格はGTスピードが3930万3000円、GTCスピードが4312万円となるという。