戦争惨禍の記憶、後世に 松山で平和資料展始まる 遺品や写真など200点展示(愛媛)
戦争の惨禍と平和の尊さを後世に伝える愛媛県松山市の「平和資料展」が23日、同市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターで始まった。市民から寄贈された戦時中の暮らしが分かる品々や空襲の被害を伝える写真パネルなど約200点を展示している。29日まで。 1945年7月26日深夜~27日未明の松山大空襲で米軍機から投下された焼夷(しょうい)弾の残骸や、防空頭巾、もんぺといった当時の衣服など貴重な資料が並ぶ。写真パネルは、空襲で焼け野原となった松山市街地の様子や広島・長崎への原爆投下の被害、学生らの勤労奉仕や原爆孤児の様子なども紹介している。
愛媛新聞社