物流の繁忙期控え、運輸事業者対象に安全点検/中国運輸局岡山運輸支局【岡山】
物流の繁忙期となる年末年始に向け、中国運輸局岡山運輸支局は12月10日から運輸事業者を対象に安全点検を始めました。 この日は岡山運輸支局の今岡俊之支局長ら4人が岡山市中区の「岡田商運」を訪問。乗務開始点検では、運転手のアルコールチェックや健康観察などの様子を確認しました。 この時期に増えるのが着脱の機会が増すタイヤの脱落事故。岡山運輸支局によると、全国で昨年1年間に過去最多の142件が発生しているということで、運輸支局の職員が金づちを使ってナットを叩き、締まり具合などを確かめていきました。 また10月に新設した倉庫では、荷物の積み降ろし時間を短縮させる仕組みなどドライバーの時間外労働の規制で発生する「2024年問題」への対応について説明を受けました。 この日の安全点検は、国による全国一斉の安全総点検の一環で、岡山運輸支局は12月末までにあと5つの事業所を訪問する予定です。