”刃物を持った男が逃走”凶悪事件発生を想定…岡山県警が緊急配備訓練【岡山】
岡山放送
刃物を持った男が逃走している想定です。岡山県警は12月4日、逃走する凶悪犯を確保するための緊急配備訓練を岡山市などで行いました。 (パトカーで追跡する警察官) 「前の車止まりなさい」 訓練には岡山県警の通信指令課や瀬戸内署などから20人が参加。瀬戸内市内の交番で、駐在の警察官から拳銃を奪おうと刃物を持った男が押し入ったとの想定で行われました。 拳銃を奪えず逃げた犯人は岡山市内の店舗で車を盗み更に逃走を続けます。訓練では2023年4月に本格稼働した110番映像通報システムが活用され、車を盗まれた人が投稿した犯人の画像を確認しながら犯人検挙までの一連の流れを行っていました。 (岡山県警察本部 地域部通信指令課 岡林恭一次長) 「 一般の人から110番通報時に 映像を送ってもらう体制が整って、(寄せられる)件数が増えて 警察の捜査に役立っている」 この緊急配備訓練は毎年行われていて岡山県警は、今後も有事に備えて訓練を重ねていくことにしています。
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