「日本版ライドシェア」鳥取県で期間限定導入へ 10月のねんりんピック期間に交通アクセス確保めざす
山陰中央テレビ
鳥取県は2024年10月に開かれる「ねんりんピック」の期間中、タクシー事業者の管理のもと一般ドライバーが自家用車で有料で送迎する「日本版ライドシェア」を導入することを明らかにしました。 鳥取県・平井知事: 日本版ライドシェアをねんりんピックの期間中、鳥取県内で実施させていただこうと…。 これは平井知事が、30日の定例会見で明らかにしたものです。60歳以上のスポーツと文化の祭典「ねんりんピック」は、2024年10月19日から4日間の日程で県内各地で開かれ、県は期間中に約1万人が訪れると見込んでいます。この期間中、参加者の移動や観光などで現在のタクシーやバスでは対応が困難になることが予想されることから、「日本版ライドシェア」の実施を決めました。 「日本版ライドシェア」とは、タクシー事業者の管理のもと一般ドライバーが自家用車を使って客を有料で送迎する仕組みで、4月から東京などで導入されています。 平井知事: ここでやってみて、その後本県の地域交通の深刻化を緩和する手当になるかもしれないのでやってみようと…。 県は、6月補正予算案にドライブレコーダー設置などの費用として480万円を計上。今年7月から8月にドライバーの募集や研修などを行い、実施に向けて準備を進めるとしています。
山陰中央テレビ