「途中経過を言えば良かった」佐々木朗希の契約更改にロッテ球団本部長が説明 今オフのポスティング要望は完全否定
プロ野球ロッテの佐々木朗希投手が春季キャンプ6日前に契約を更改。チームのトッププレーヤーの交渉が長くなった経緯を、松本尚樹球団本部長が27日に説明しました。 【画像】ロッテのSNSで公開された佐々木朗希と吉井理人監督 今回は、佐々木投手の将来的なメジャーリーグ移籍に向けての話し合いが長引いたことが理由のひとつ。松本球団本部長は「ちょっと時間はかかったけど、しっかり話したので。僕も途中経過を言えば良かったんですけど、それがなかったから色んな話が出てきてしまった」とコメント。 そして今オフでのポスティング申請はしていないし、佐々木投手からも要望は一切なかったと話しています。 現状では、25歳未満の選手はマイナー契約(メジャーでプレーすることは可能)しか結べない制度。活躍次第では25歳の前でもポスティングは認めるかの質問には「その都度話をするので、どのタイミングで話をするかは分からない。毎年そういう話はしてます」と話しました。 また将来的なメジャーリーグ挑戦の話だけでなく、現在のチームの状況についても多く話し合ったという松本球団本部長。「施設、育成選手の待遇、チームのことを思った話も多かった。選手として本当に成長している。頑張っているから、毎年毎年成長していくと思います。それで夢は大きくなっていくんで」と佐々木投手の成長ぶりにも触れました。 昨季リーグ2位のチーム目標は優勝。この日の会見で、佐々木投手は目の前のシーズンをプレーすることが大事と回答。松本球団本部長は「(佐々木投手は)去年もケガしたときは悔しがっていた。去年2位で優勝するチャンスがあるので、そういう発言になったんじゃないですかね」と、今季での活躍を期待しています。