福原さん(館総高2)が最優秀賞 館山じのもん料理コンテスト(千葉県)
館山産食材を使ったオリジナルレシピを競う「館山じのもん料理コンテスト」の最終審査が20日、館山市コミュニティセンターで行われ、館山総合高校2年の福原妃奈さんが見事最優秀賞に輝いた。 市内の6直売所でつくる「市農産物直売所連絡協議会」が主催し、今年度で7回目。今回は「私も作れる、たてやま美食(グルメ)」をコンセプトに、▽温かい状態で片手で食べられる▽注文から5分で提供できる▽市内で生産されている一次産品を1種以上使用――などを応募条件に「ホットスナック」のレシピを募集した。 22レシピの応募があり、1次審査、一般投票を経て、5人の6レシピが最終審査へ。料理研究家の川上文代さん、野菜ソムリエプロの安西理栄さんが特別審査員を務め、実食や応募者によるPRなどで審査が進められた。 最優秀賞には、「房州名物詰め込んじゃお!~具たっぷり!ライスサンド~」が選ばれた。館山産のアジでつくったなめろうをハンバーグ状にして焼き、かんべレタスとチーズを米飯で挟んでホットサンドメーカーでこんがりと焼いた一品。 福原さんは「まだ実感がないけど、すてきな賞を頂けてうれしい。来年度も挑戦したい」と笑顔。「なめろうは冷凍保存しておけるので簡単につくれる。ソースをアレンジして楽しんでみてほしい」と話していた。 審査員長の川上さんは「どれもおいしく、難しい審査だった。最優秀の作品は、館山のかんべレタス、アジを使い、温かく手軽でまさにコンセプトどおりの館山ならではの作品。ぜひ、今後も食で館山を発展させていけたら」などと総括した。 入賞レシピは、市のホームページで紹介されている。 その他の入賞者は次のとおり。=敬称略 ▽優秀賞=渡邉すずな(館山総合高)黒高華乃(同) ▽直売所賞=松永大悟(2作品・館山市)星野真希(館山総合高)