カブトムシ羽化進む 福島県田村市 13日に「ドーム」オープン
福島県田村市常葉町の観光施設「ムシムシランド」のカブトムシドームに放たれるカブトムシの羽化が進んでいる。 施設を運営する市常葉振興公社は市内の農家4軒に幼虫約2万1000匹を預け、6月末から羽化が始まった。このうち樽井裕昭さん(71)方の飼育床では、7センチほどの成虫が元気な姿を見せている。今月中旬にピークを迎えるとみられる。 12日に地元の5歳児約80名が参加して「放虫式」を行う。今年度のカブトムシドームは13日にオープンする。8月25日まで。同公社施設長の石井大樹さん(40)は「市内で採集できる昆虫展示もあり、触れ合いを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。