「鰻の成瀬　調布駅前店」の「うな重（松）」（2,600円）

　うな重専門店「鰻（うなぎ）の成瀬　調布駅前店」（調布市布田1, TEL 042-444-2988）が3月26日、調布駅前にオープンした。（調布経済新聞） 【写真】「鰻の成瀬　調布駅前店」 新國政和さん（左）とスタッフの皆さん 　フランチャイズや加盟店への支援を行うフランチャイズビジネスイキュベーション（港区）が経営する同店。2022年オープンの1号店「横浜店」を皮切りに、現在、約130店舗を展開する。同市内では3月9日にオープンした「つつじヶ丘柴崎店」に次ぐ2号店となる。 　「うまい鰻（うなぎ）を腹いっぱい」がコンセプトの同店のウナギは、「育成環境や水質の良い海外の養鰻場（ようまんじょう）で育て上げた臭みのないニホンウナギを使う」という。安全衛生管理を徹底した加工場に送り調理しやすい状態で店に届くため、短時間での提供を可能にした。店内オペレーションをシステム化することで人件費などを抑え、「安くて、早くて、うまい」を目指す。 　うなぎは「蒸し焼き関東風」。じっくり蒸し上げて余分な油を落としたふっくらと柔らかい食感と、しっかり焼き目をつけた外側は「パリッ」とした歯応えに仕上げる。米は国産ササニシキで、継ぎ足しのタレは、幅広い客層に合わせた「コクのある甘めのタレ」で提供するという。 　店舗面積は約18坪。カウンター8席とテーブル5卓10席を用意。うな重メニューは「梅」（1,600円）、「竹」（2,200円）、「松」（2,600円）の3種類を提供する。シーズンごとに限定メニューも予定。テイクアウトも可能で、会議や懇談会、親族の集まりなど各種イベントにも対応する。飲み物は、「ビール」「冷酒」（以上700円）、「角ハイボール」（500円）なども用意する。 　同店の新國政和さんは「高級なニホンウナギをコストパフォーマンスの高い料金で提供することで、おなかいっぱいの幸せ感を皆さんに届けたい。ウナギはパワーの源。もっと身近に、食べて健康に美しくなってもらえたら。調布にある少ないうなぎ専門店の中で、新しい食文化の風を吹かせていきたい」と話す。 　営業時間は、11時～15時、17時～20時。