【独自】玉島民家に爆発物 組員ら再逮捕へ 岡山県警、容疑で2人
4月、岡山県倉敷市玉島上成の民家敷地内に手りゅう弾とみられる爆発物が投げ込まれた事件で、県警は詐欺容疑で逮捕、起訴されている特定抗争指定暴力団山口組系組員の被告(63)=福山市=ら2人が事件に関与した疑いが強まったとして、爆発物取締罰則違反容疑などで再逮捕する方針を固めた。関係者への取材で18日分かった。 関係者によると、民家に不審車両が近づき、車内から何かを投げ込んで走り去る様子が周辺の防犯カメラに写っていたことが判明。県警はカメラの映像を解析するなどし、車両や乗っていた人物の特定を進めていた。民家は岡山市に本部がある特定抗争指定暴力団池田組の元幹部が出入りする関係先だったとされる。 事件は4月18日午後10時10分ごろ、女性契約社員=当時(61)=方で発生。1階の窓ガラス3枚が割れ、隣接するコーポ2階の窓ガラス1枚も破損した。女性や周辺住民にけがはなかった。