現役スプリングボクスのトライゲッター、カート=リー・アレンゼが三菱重工相模原ダイナボアーズに加入。
リーグワン ディビジョン1の三菱重工相模原ダイナボアーズが2024-25シーズンの新加入選手として現役南アフリカ代表のWTB/FBカート=リー・アレンゼが入団することを10月8日に発表した。 28歳のアレンゼは南アフリカ代表“スプリングボクス”として22キャップの試合出場と通算17トライの記録を持つ快速WTBだ。2023年のW杯にも出場し、5試合で2トライをマークしチームの2連覇に貢献した。8月から9月にかけて開催されたザ・ラグビーチャンピオンシップでは4試合で2トライを記録し、スプリングボクスのWTBのファーストチョイスとしての地位を確立している。 クラブレベルでは2020年から南アフリカ・URCのブルズに所属している。現地誌「SAラグビー」の報道ではブルズとは2026年までの契約で、サバティカルとして来年5月まで相模原DBでプレーするという。 相模原DBはSNSでアレンゼのメッセージ動画を公開。「フィールドの内外で貢献し、ダイナボアーズのファンの誇りになれるように頑張ります。一緒に今シーズンを特別なものにしましょう!」とコメントしている。 <石井 晃GMコメント> 「カート=リー・アレンゼ選手という素晴らしい選手がチームの一員になることを大変うれしく思います。 南アフリカ代表のワールドカップ優勝メンバーという実績のある選手ですが、加入に至ったのは、外側からみた実績やスターだからという理由ではなく、人間性も含めチームにフィットする選手であることが一番大きな理由です。 本日の発表含め、チームはラグビー界に衝撃を残せるよう準備していますので、ファンの皆さんは開幕を楽しみにお待ちいただければ幸いです」