シーズン換算で96ポイント

遠藤（左）とロドリ（右）の対決に注目が集まっている。(C)Getty Images

　世界が注目する大一番で、遠藤航はワールドクラスの強敵との対決が注目されている。 　遠藤が所属するリバプールは３月10日、プレミアリーグ第28節でマンチェスター・シティと対戦する。前節終了時点で１ポイント差の首位と２位による頂上決戦だ。 【動画】遠藤の猛プレスが呼び込んだリバプールの劇的決勝弾 　リバプール専門サイト『Liverpool.com』は同日、遠藤が出場した試合でチームに多くの勝点をもたらしていると称賛。シティ戦では、それ以上に多くのポイントに貢献しているロドリに挑むと報じた。 　同メディアは『FBRef』のデータに基づく指標で、出場試合に応じた成績に基づく平均獲得勝点に注目。遠藤は出場した試合でチームが１試合平均2.53ポイントを獲得するのに貢献していると伝えた。シーズン換算で96ポイントになる。 　もちろん、特にシーズン序盤の遠藤は出場時間が少ないことも多かっただけに、勝点獲得に大きく貢献したケースばかりではない。だがそれでも、Liverpool.comは遠藤が先発出場したリーグ戦11試合でリバプールが９勝２分けと無敗で、カップ戦の11試合でもチームの９勝につながっていると伝えた。 　同メディアによると、遠藤と同じ年齢かそれ以上の年齢の選手が、出場したプレミアリーグの試合でチームの平均獲得勝点が遠藤を上回っているのは、ここ10年で10ケースしかないという。 　Liverpool.comは「日曜はその１試合平均勝点で上回る選手と対戦することになりそうだ。シティのロドリである」と締めくくっている。 「（遠藤がロドリと同じくらい）良い選手とは、誰も主張しないだろう。だが、大まかには似たような影響を及ぼしているようだ。世界でもっとエンドウが評価されるタイミングだ。日曜の試合は、それを証明する完璧な機会となるだろう」 　タイトル争いに大きく影響する大事な一戦で、遠藤が直近のような活躍を再び見せられることを期待したい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部