ダンプカーと乗用車が正面衝突、道路下に転落 夫婦が死亡、娘も重体
12日午前8時半ごろ、広島市安佐南区上安町の県道269号で、ダンプカーと乗用車が正面衝突し、2台とも道路下の山の法面(のりめん)に転落した。広島県警によると、乗用車の夫婦が死亡、同乗していた娘も意識不明の重体という。 【動画】衝突して道路下に転落したダンプカーとつり上げられた乗用車=野津賢治撮影 安佐南署によると、現場は片側1車線のループ状の高架道路。現場の状況などから、ダンプカーが左カーブを曲がりきれずに中央車線をはみ出し、反対車線の乗用車と衝突した可能性があるとみて調べている。乗用車は道路から約3メートル下、ダンプカーは十数メートル下に転落した。ダンプカーは建設残土を運んでいる途中で、運転手の男性もけがをした。(遠藤花)
朝日新聞社