【下関ボート(ナイター)一般】土屋千明はさすが〝A1級〟の手腕
<1日・下関ボート・3日目> 【記者コラム・岡部貴礼の「タカさ~んチェック」】 3日目3Rは見どころタップリだった。1枠の菅章哉はチルト3度を選択。6枠の大神康司が前付けに動いて展示ではイン取りに成功したが、本番では5枠の山崎善庸が隙を突いてインを奪取し、5623/14の4対2となった。 レースは5コースカドから菅がコンマ12のトップSを決めてまくり快勝。ただ4コーススローだった土屋千明の動きが秀逸。菅の引き波にはまらないように内勢を先にまくると1Mは小回りで残して2着を確保した。「菅選手に伸びはかなわないけど、自分でもいいターンができたと思いました」と会心の2着に笑みを浮かべた。 土屋は来期適用勝率は6.94で8期ぶりにA1級復帰を果たす。「さすが〝A1級〟の手腕」と思わずうなった。 (最終日の狙い目) ▼1R 河野真也が仕掛けていきそう。土屋がすかさず差し切る。5―3―全。 ▼6R 前付けに動く山室展弘を入れて土屋が豪快に一撃。2―13―全。