佐藤健、クリスマスは1人で晩ごはん「2人で過ごした方が偉いだなんて思わないでね!」<はたらく細胞>
映画「はたらく細胞」(公開中)の4DX版上映サプライズ舞台あいさつが12月25日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で実施された。W主演の永野芽郁と佐藤健が極秘で一般客と一緒に鑑賞し、完全サプライズで舞台あいさつに登壇。4DXの感想やクリスマスの思い出などについてトークを展開した。 【写真】永野芽郁、佐藤健のサプライズ登場に会場は大きな歓声と拍手に包まれた ■動員、興行収入共に2週連続第1位を記録 人間の体の中を舞台に繰り広げられる、“世界最小の物語”を描く映画「はたらく細胞」。赤血球役・永野、白血球(好中球)役・佐藤がW主演を務め、人間の親子役で芦田愛菜、阿部サダヲが出演。 体の中で“はたらく”細胞のキラーT細胞を山本耕史、NK細胞を仲里依紗、マクロファージを松本若菜、ヘルパーT細胞を染谷将太、肝細胞を深田恭子、新米赤血球を板垣李光人、先輩赤血球を加藤諒、血小板をマイカピュが演じる。 また、漆崎日胡(芦田)憧れの先輩・武田新役を加藤清史郎、人の健康を脅かす“恐るべき”細菌の肺炎球菌役を片岡愛之助、化膿レンサ球菌役を新納慎也、黄色ブドウ球菌役を小沢真珠がそれぞれ担当。さらに、細胞たち最強の敵としてFukase(SEKAI NO OWARI)が出演。監督は武内英樹、アクション演出は大内貴仁が担当し、独創的でユニークな世界を作り上げた。 12月13日に公開された映画「はたらく細胞」は動員、興行収入共に2週連続第1位を記録している。 ■永野芽郁、佐藤健が観客との交流を楽しむ “笑って、泣けて、タメになる”映画として幅広い世代が鑑賞し、絶賛の声が相次いでいる本作。映画のシーンに合わせて座席が上下や前後左右に動き、水しぶきやスモーク、匂いに至るまで、完全に映画の中に没入できる4DX上映も話題に。 体内外で巻き起こるさまざまなハプニングや、細胞たちの迫力満点のアクションなど、より臨場感あふれる“はたらく細胞ワンダーランド”に魅了される観客が続出している。 今回、4DX上映の鑑賞を熱望していた永野と佐藤が、完全シークレットで一般客と一緒に本編を鑑賞し、上映後に客席に座っていた2人が立ち上がりサプライズ登場。MCの呼び掛けで壇上に向かい、会場はまさかの本人登場に大きな歓声と拍手に包まれる。 永野は「皆さん、メリークリスマス!実は最初から皆さんと一緒に見ていたんですけど、すごくすてきな盛り上がり方をしてくださっていて、後ろから見ていてワクワクしました!」、佐藤は「メリークリスマス!どうでした4DX!?」と会場へ呼び掛け、客席全体からは「最高ー!」と温かいレスポンスが。 佐藤は続けて、クリスマス当日にイベントが開催されることについて「皆さん、今日12月25日ですよ。わざわざ映画館までお越しくださってありがとうございます。寂しいか…どっちかですよね。カップルばっかりかと思ったけど、そうでもないですね」と笑いを誘いながら、クリスマス当日でも幅広い客層が来場していることに感謝の気持ちを述べる。 その気持ちに呼応するように、客席からは「私は7回目!」「12回目です!」などの声が飛び交い、その回数に佐藤も驚きの様子。「ちなみに2回目以上という方?」と問い掛けると多くの観客が手を上げ、永野は「うれしい!ありがとうございます」と満面の笑みで感謝。 佐藤は「うれしいですね。通常版とかIMAXとかでも、いろいろ見てほしいですね」と、さまざまなフォーマットでの鑑賞を薦める。さらに、白血球の帽子をかぶった子供連れの観客に、永野が「やっほー!かわいいー!」と反応し、佐藤も「最後までおとなしく見られて偉いね!」と優しく声を掛け、観客との交流を楽しんでいた。 ■佐藤健がカップルを後押し「責任は…監督が取ります」 永野、佐藤共に4DXで本作を鑑賞したのは初めてだが、事前に武内監督や共演の阿部からも薦められていたそうで、永野は「阿部さんも監督もそれぞれ劇場に見にいったとおっしゃっていて、すごく気になっていたので、私も健さんと見にいく約束をしたんです。なので、今日は楽しみにしてきました」と、サプライズ鑑賞を考えていたことを明かす。 佐藤は初の4DX鑑賞について「監督が4DX版の全てのシーンに、どれくらい揺れるとか、どのタイミングで水が出るとか、匂いとか、そういったところを全部こだわっていたので、今日見られて良かったです」と絶賛。永野も「私もアトラクションと映画を一緒に見ている感じがして、すっごく楽しかった!」と興奮ぎみ。 4DXならではの良さを問われ、佐藤は「水族館のシャチショーのシーンとか、阿部さん演じる茂の体内でアルコールの雨が降っているシーンとか、僕たちにも水が掛かるんですよね」と、実際のシーンとリンクした4D特有の演出に感動した様子を見せる。 先日のプレミアイベントで、4DX鑑賞時に水しぶきが出る演出に触れ「吊り橋効果で、デートがきっとうまくいく」と豪語していた佐藤。 「遊園地に行くのと同じですから。そして、ロマンチックな映画を見ながら楽しめて、4DXは良いとこ取りです。今日カップルで来られてる方がいらっしゃいましたら、この後告白したら…うまくいきます!最後に一歩前に進む一押しを、僕がしようと思います。責任は…監督が取ります」と、カップルを応援するという姿勢を見せた。 ■永野芽郁、佐藤健が上映前に“街ブラデート” クリスマス当日ということで、プレゼント交換の話題になり、永野が「健さんにお渡ししたんですけど、健さんはくれなかった!プレゼント交換しようねって話していたんですけど…」と告白。「あ、当日にするタイプ?」ととぼける佐藤に、永野が「いやいや。じゃあ、いつするんですか!」とツッコむ。 さらに、佐藤が「俺は新年のタイプだから」と言い切ると、永野は「いやいや、おかしいじゃん何それ(笑)。プレゼントはクリスマス近辺で渡すものですから!年変わっちゃうと話違ってきちゃうから!」とすかさず返し、佐藤が「なるほど、勉強になります」と納得するなど、息の合った掛け合いに会場は大爆笑。 2人はこの日、本編上映前に“街ブラデート”をしてきたことを発表。永野は「2人でUFOキャッチャーしてきました!」、佐藤も「近くのゲームセンターに行って、白血球の帽子をUFOキャッチャーで取って、クリスマスプレゼントとしてお渡ししました」とスマートに回答。続けて、永野が「2人でプリクラも撮りました!」と明かすと、会場中にどよめきと黄色い歓声が上がる。 佐藤は「アゴが小さく、目は大きくなって、すごいことになってましたよ」、永野は「健さん、元々顔が小さいのに、それがより強調されてましたよね。SNSか何かでお披露目しますので楽しみにしていてください!」と2人そろって笑顔で話した。 なお、2人の街ブラデートとサプライズ舞台あいさつの様子は、後日Youtubeチャンネル「佐藤 健 / Satoh Takeru」で公開される。 ■白血球の格好をした子供に2人はメロメロ 来場した観客から感想や質問を募ると、白血球の格好をした子供から「好きな食べ物は何ですか?」とかわいらしい質問が。これには2人ともメロメロの様子で、佐藤は「ありがとうね、質問してくれて。僕はブロッコリーです」と回答。永野も「え、一緒じゃないですか!野菜の中でブロッコリーが1番好き!他に好きなのはジャガイモです!」と優しい口調で答える。 さらに、12回も本作を見たという観客は「毎回どこの映画館でも、観客が最後までしっかり終わるまで見て、エンドロールまで席を立たないのが印象的でした。見終わった後は映画館の装飾で写真を撮ったり、お子さんが親に内容について話していたりしているんです。その様子をお伝えしたかったので、今回お話できて良かったです」と感謝を伝え、会場は大きな拍手に包まれる。 これを受けて、佐藤は「ありがとうございます!皆さん最後、気付きましたか。エンドロールで絵が出てましたが、あれは、日胡(芦田)が医学部に入るために勉強していたノートなんです」と裏設定を紹介。 永野も実際に映画館で、観客と共に本編を見て「後ろから見ていて思いましたけど、皆さんが最後の最後まで楽しんでくださっていたのが分かって、すごくうれしい気持ちになりました!笑い声とか聞けて良かったです」と喜びを語った。 ■永野芽郁のビジネスライクな発言に会場は大爆笑 続けて、この後のクリスマスの予定を聞かれると、永野はすかさず「この後、健さん1人で夜ごはん食べるんですよね。かわいそう!(笑)」と佐藤の予定を暴露。 佐藤は「全然かわいそうじゃないんですよ!12月26日が親友の城田優の誕生日で、25日の夜はいつも城田とごはんを食べて、12時のカウントダウンをして祝うのが毎年の恒例なんです。でも、今年は城田がドラマ撮影で忙しくて会えなくて、急に僕の予定が空きまして…。なので、家で1人でご飯を食べます。クリスマスなので、ポトフを食べます。ブロッコリーもジャガイモも入っているポトフを、泣きながら食べます!」と、この後のリアルな予定を明かす。 一方、永野は「私はヘアメークさん、スタイリストさんたちとクリスマスパーティをします!」と佐藤とは対照的に、しっかりとクリスマスを楽しむ予定を組んでいることを話す。「いいですね…」とうらやましそうな佐藤に、永野は「かわいそうって言いましたけど、うそですから健さんも良いクリスマスですね!」とフォロー。 佐藤は負けじと「でも、俺は誕生日とかクリスマスとか年越しの瞬間とか、1人で過ごすのが好きなんですよ!普段も1人が好きだし。みんなは今すごい楽しいんだろうな、と思うと幸せな気持ちになる。イルミネーションとかで盛り上がってるところを1人で歩くのが好きなんです」と食いぎみに発言。 これに対し、永野が「1人の時間もお好きだから、特別な日に1人で過ごせてるっていうの、いいですね」と返し、佐藤は思わず「でも、もっと誘ったりしてよ!(笑)」と声を上げる。永野は思わず「パーティー、来ますか?(笑) でも、クリスマスにお誘いするのは、ちょっと違うじゃないですか(笑)」と、突然のビジネスライクな発言に会場も大爆笑。 続けて、「今度、ポトフ作ったら写真見せてくださいね!」と言う永野に、佐藤は「俺は作らないけどね!作るのが偉いとか思わない方が良いし!クリスマスも2人で過ごした方が偉いだなんて思わないでね!」とまくし立て、永野が「誰もそんなこと言ってないですよ!(笑)」とツッコむなど、長年の仲だからこそ出せる2人の掛け合いに、会場は大きな笑いと拍手に包まれた。 ■サプライズ舞台あいさつを笑顔で締めくくる イベントの最後には、この時別な日に一緒に映画を見ることのできた観客に向けて、改めて2人からメッセージが送られる。 佐藤は「メリークリスマス!この1年の中でも大好きな日に、皆さんにお会いできてとってもうれしいです。良い思い出になりました。皆さんにとっても、そうであるといいなと願っております。まだまだこの映画は上映が続きますし、まだ見ていない方もたくさんいると思いますので、ぜひ周りの方に広めていただければ、我々はとっても喜びます!今日は本当にありがとうございました」とコメント。 永野も「後ろから見ている皆さんの姿が、私はすごくうれしくて、この映画を純粋に楽しんでくださっているのがすごく幸せでした。4DXだけじゃなくて、通常版とかいろんな種類もあるので、ぜひまた大切な人と劇場に行ってみてください」と話し、クリスマスのサプライズ舞台あいさつを終えた。