「家族を神宮に招待したい」支配下契約のヤクルト・岩田幸宏 高津監督「頑張ってきたので当然」
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5-2中日(31日、神宮球場) 試合前バッティング練習に励む3ケタの背番号『024』。31日付でヤクルトの3年目・岩田幸宏選手は支配下登録されました。 【画像】開幕戦で離脱 足を気にする山田哲人選手 21年育成ドラフト1位でBCリーグ・信濃から入団。俊足が武器の外野手は、今季はオープン戦にも出場。ファームでは打率.400(25打数10安打)2盗塁をマークするなど、実力を見せつけていました。 「先輩方に挨拶したり、おめでとうと言ってもらえて実感がわいた。今からが本番なので、もっと頑張っていかないと」 支配下契約を一番に報告したのは親御さん。グループLINEで「報告あると」と一報を入れると「またケガしたの?」と、ここまでケガに泣いてきた岩田選手を心配する返信があったそう。「電話して『支配下になったよ』と伝えました。泣いてくれたので良かったです」と母親とのやりとりを明かしてくれました。 支配下契約を勝ち取った岩田選手の次なる目標は1軍での活躍。家族には「1軍の舞台で、シーズン中に神宮に招待したい」との思いを告白。 この日1軍デビューはなかったものの、高津臣吾監督は「非常によくここまで頑張ってきたので当然だと思います。これからがどうやって1軍に残っていくか、どうやって1軍で今までのプレーをしていくかというのが難しいわけで、いろいろ経験して大きな戦力になって欲しいと思います」と話しています。 今後、背番号は「024」から「64」に変更となります。