「それは一戦を越えたと感じた」…ベリンガム、EURO時にメディアとの交流を控えた理由を明かす
レアル・マドリーMFジュード・ベリンガムはイングランド代表のEURO2024敗退において、自身が「スケープゴート」にされたと感じており、批判に対して反論した。英『スカイスポーツ』や『ミラー』が伝えている。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 EURO2024初戦のセルビア戦で決勝ゴールを奪い、決勝トーナメント1回戦スロバキア戦では敗退濃厚の後半アディショナルタイムに劇的な同点弾を記録。背番号10を背負って存在感を示したベリンガムは、イングランドの決勝進出に貢献したが、決勝でスペイン代表に1-2で敗れ、「世界が崩れ落ちたように感じた」と語っていた。 そして、直近のアイルランド戦(17日)後に、「イングランドのユニフォームで笑顔を取り戻した」とSNSに投稿。この意図を問われると、「正直に言うと、EUROの後、イングランド代表でプレーすることに関して笑顔を失ったことが多かった」と答えている。 「自分が貢献したことに比べて少し不当に扱われたように感じた。批判の一部は自分にとって少し厳しいと感じた。自分がスケープゴートにされたような気がしていた」 また、記者会見を拒否したことで批判を浴びたという。そして、大会期間中にメディアとの交流を控えた理由は、記者が彼の祖父母に取材を申し込んだことだと明かしている。 「僕に対する大きな批判の一つは、僕がメディアに話さず、記者会見に一切出たがらなかったことだ。僕がそんなことは気にしないと思っているかのように報道されたと思う。全くそんなことはないんだ」 「大会中に記者たちが自分の家族に接触したという個人的な事情があったんだ。記者が祖父母に会いに行ったりして、それは自分の中で一線を越えたと感じた。そのことがあって、自分はその時、サッカーに集中しようと思った。だからこそ、記者会見で話す代わりにピッチ上で自分のプレーで語ろうと思ったんだ」 「家族が第一なんだ。祖母は夏の間、家を出たくないと思っていた。そのことを事前に伝えたほうがよかったかもしれないけど、それが理由で黙ることにした」