スナップ株急伸、売上高見通しが予想上回る-広告事業好調
(ブルームバーグ): 写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップの株価は25日の取引で急伸した。4-6月(第2四半期)売上高が最大18%増加するとの見通しを示した。アナリスト予想を上回るもので、広告事業改革がマーケターの間で受け入れられていることが示唆された。
25日の発表によると、4-6月期売上高は12億3000万-12億6000万ドル(約1910億-1960億円)の見通し。アナリスト予想平均は12億1000万ドルだった。
スナップは広告事業の再構築を進めている。スナップチャット上における広告のターゲティングと効果測定で新しい方法を導入し、新たなダイレクトレスポンス広告も追加した。
1-3月(第1四半期)売上高は前年同期比21%増の12億ドル。アナリスト予想平均は11億2000万ドルだった。調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は4570万ドル。前年同期は100万ドル未満だった。アナリスト予想では6760万ドルの赤字が見込まれていた。
株価は通常取引後の時間外取引で一時20%強、上昇した。
原題:Snap Surges After Sales Projection Tops Estimates On Ad Strength、Snap Signals That Ad Revamp Is Finding an Audience; Shares Surge(抜粋)
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Alex Barinka