大阪に「世界初」免震構造採用の日本一高い観覧車誕生
場所はEXPO CITY内 全高123メートルは高さ日本一
大阪に「世界初」免震構造採用の日本一高い観覧車誕生 THEPAGE大阪 EXPO CITY レポーター:岡本ゆか 編集:柳曽文隆
免震の観覧車は世界初──。大阪府吹田市にある大型複合施設「EXPO CITY」内に巨大な観覧車が誕生した。その名は「RED HORSE OSAKA WHEEL(レッドホースオオサカホイール)」で、全高123メートルは高さ日本一だという。また、世界初の免震構造を採用しており、7月1日のオープン後は、多くの人でにぎわうことが予想される。23日夜に行われたプレス内覧会で実際に乗ってみた。 【拡大写真と地図】色鮮やかに点灯する観覧車。日本一の高さ123メートルを誇り、世界初の免震構造だ
免震は震災を経験した地域だからこそ
観覧車を運営・管理するフェリスウィールインベストメントによると、この観覧車は日本一の高さを誇るが、世界でも5番目の高さ(同社調べ)となる予定だという。 また、免震を採用した理由としては、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災を経験した地域だからこそ、万全の安全対策を講じたという。
ゴンドラは72基 所要時間は18分
この観覧車の特徴としては、全ゴンドラが座席シート以外の床面がシースルーとなっているため、下を見ると「空中に浮かぶ」感覚が味わえるという。 また、冷暖房完備でシート幅も広いため、ゆっくりくつろげる。2基限定の「VIPゴンドラ」ではレザー座席シートやLEDライトを搭載するなど、豪華な仕上がりとなっている。
ゴンドラの台数は合わせて72基(うちVIPゴンドラ2基)で、定員は1基あたり6人(同ゴンドラは4人)。所要時間は約18分。当日チケットは1人1000円となっている。