目覚まし時計だけじゃない? お寺の鐘で鳥の鳴き声で…毎朝の目覚めの方法は?
任天堂の目覚まし時計が話題となっています。人気ゲームの音楽で目覚める朝は楽しそうです。読売新聞朝刊の投書欄「気流」には目覚まし時計に関する投書がこれまで寄せられてきました。記者の心に刺さった投書を紹介する「ササる投書」、今回のテーマは「目覚まし時計」です。(※投稿者の年齢や職業などは掲載当時。紙面では実名で掲載)
心配性、いつも三つをセット
私は目覚まし時計を三つ、セットしてから眠る。
最初に鳴るのはデジタル腕時計で、音が大きくないので枕元に置いてないと聞こえにくい。次は小型だが音は大きめの目覚まし時計。最後は普通の目覚ましが鳴る。
大抵はデジタルで目が覚めるから、朝が苦手というわけではない。電池切れや故障により仕事に遅刻したら困るからで、ただの心配性だと思っている。
でも休日は目覚ましがなくても同じ頃、自然に目が覚める。不思議だ。(46歳・会社員=福島県、2020年6月7日掲載)
近所から「ゴーン」、心地よく起床
近所にあるお寺の鐘を目覚まし時計の代わりにしている。
郊外の団地に住んでいるが、15年くらい前から、毎朝7時に少し離れたところにあるお寺の鐘が鳴るようになった。「ゴーン」という音が寝室にも聞こえてきて、心地よく起床することができる。
鐘をついているのは修行僧の方々だと聞いた。日によって音色が違うので、「今朝はどんな人が鐘をついているのかな」と想像を巡らせるのも楽しい。そのうち、頭がシャキッとしてくる。「今日も頑張るぞ」とガバッと起きあがり、私の一日は始まる。(72歳・無職=青森県、2012年3月4日掲載)
ふとんの中で感じるヒナの成長
5月に入って、つがいのムクドリが我が家の中2階の雨戸の戸袋に、せっせと枯れ草を運び、巣作りを始めたのに気付きました。
細いすき間からどうやって入るのだろうと不思議でしたが、何度も何度も運び入れている姿を見て、しばらくの間、雨戸を開けるのをやめ、巣作りに協力することにしました。 そのうち、卵を7個産み、5月13日ごろだったでしょうか、ヒナがかえったようです。朝5時ごろ、親鳥がえさを運んでくると、小さなかわいいヒナの鳴き声がいっせいに聞こえてきました。