女子57キロ級の桜井つぐみ「最後の追い込み」 レスリングのパリ五輪代表が草津合宿
パリ五輪のレスリング日本代表で男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎(ミキハウス)と女子57キロ級の桜井つぐみ、同62キロ級の元木咲良(ともに育英大助手)が3日、群馬県草津町で行っている合宿を公開した。 日体大では1985年から続く伝統の合宿。同大OBの文田は「自分が求める結果を出せた大会の前は、いつも草津に来ていた。草津にいるから、もう一歩追い込める」と力を込めた。 桜井と元木は、グレコローマンスタイルの選手を中心とした厳しい強化トレーニングをすべて消化。桜井は文田とのスパーリングもこなすなどし「オリンピックで『この合宿をやれたから大丈夫』という気持ちで挑めるように、最後の追い込み」と表情を引き締めた。 合宿に参加している男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚(三恵海運)と同67キロ級の曽我部京太郎(ALSOK)は体調不良で欠席した。