玉野和紀が手がける“ニュー・エンターテインメント・ショー”最新作『CLUB SEVEN another place』本日開幕
『ピーターパン』『ALTAR BOYZ』といった海外作品の演出や宝塚歌劇団公演の振付などで知られ、オリジナルミュージカルの作・演出・振付にも精力的に取り組んでいる他、俳優としても活躍する玉野和紀。近年だけに絞っても、その活動は『ロジャース/ハート』上演台本・訳詞・演出・振付・出演から『This is 大奥』脚本・演出・構成・振付・出演、TV「映画音楽は素晴らしい!」振付まで多岐にわたっている。 【動画】『CLUB SEVEN another place』玉野和紀 コメント動画 その玉野の脚本・構成・演出・振付により、2003年から上演が重ねられているのが『CLUB SEVEN』。歌やダンス、スケッチ(コント)などさまざまな要素を取り入れた舞台は、“怒涛のジェットコースター大娯楽エンターテインメント”と呼ばれ人気を博してきた。21年目に突入した今年は『CLUB SEVEN another place』として、近年の本拠地であった東京・日比谷のシアタークリエを飛び出して開催。本日9月22日(日)に同千住のシアター1010で、その後28日(土)には東京・有楽町よみうりホールで初日を迎える。 出演は、初演から作品を支える“レジェンドメンバー”の吉野圭吾・東山義久・西村直人、昨年開催されて盛況のうちに幕を閉じた20周年記念公演にも参加した大山真志・北翔海莉、初参加の林翔太・鈴木凌平・留依まきせ、そして玉野の計9人。玉野演出の『ロジャース/ハート』で初主演を飾って以来ミュージカルでの活躍が続く林、ダンサー出身で『エリザベート』『ベートーヴェン』などのミュージカルにも出演する鈴木、2022年まで宝塚歌劇団の男役として活躍していた留依が、お馴染みのメンバーと起こす化学反応に注目が集まる。 公演は、スケッチの内容が一部異なるAとBの2バージョン。玉野いわく、スケッチは「新作満載!とはいえ、人気のスケッチも残しつつより一層パワーアップしてお届けします!」とのこと。さらには恒例の“50音順ヒットメドレー”も「歴代最長になりそうです!(汗)」ということで、長年の『CLUB SEVEN』ファン、初めて足を運ぶ新キャストのファン共々楽しめる舞台になりそうだ。 文:熊田音子 <公演情報> 『CLUB SEVEN another place』 脚本・構成・演出・振付:玉野和紀 出演: 玉野和紀 吉野圭吾 東山義久 西村直人 林翔太 大山真志 鈴木凌平 北翔海莉 留依まきせ 2024年9月22日(日)・23日(月・休) 会場:東京・シアター1010 2024年9月28日(土)~10月13日(日) 会場: 東京・有楽町よみうりホール