王将戦 三枚堂達也七段と梶浦宏孝七段が2次予選進出
将棋のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は6日、東京都渋谷区の将棋会館で1次予選決勝の2局を行い、三枚堂達也七段(30)と梶浦宏孝七段(28)が2次予選進出を決めた。 三枚堂は初、梶浦は2期ぶり3度目の2次予選進出となる。 順位戦A級所属の千田翔太八段(30)を119手で下した三枚堂は「これまで1次予選を勝ち上がるのは厳しく、なかなか壁を破れなかった。今期は先手番も多く、内容としても今まで以上に安定しいたと思う」と安堵(あんど)の表情。2次予選初戦ではまたもA級所属の中村太地八段(36)と対戦するが「厳しい相手が続くのは仕方ないこと。しっかり準備して挑みたい」と意欲を示した。 1次予選の決勝は13日に関西将棋会館で行われる山崎隆之八段(43)―西田拓也五段(32)の1局を残すだけ。同日、2次予選を戦う全18人が出そろう。