モンテ、来月1日のホーム岡山戦に向け練習 DF川井、POへ「最善の準備する」
サッカーJ2・モンテディオ山形は14日、天童市の県総合運動公園で練習を公開した。10日のリーグ戦最終節からのオフが明けて初の練習で、ミニゲーム形式のトレーニングなどで体を動かした。来週末には練習試合を行い、12月1日にホームで迎えるJ1昇格プレーオフ(PO)準決勝の岡山戦に向けた準備を進める。 最終節千葉戦の3点目のシーンは、カウンターの好機を逃さず、ゴール前に駆け上がったDF川井歩の攻撃参加から生まれた。 MF土居聖真が中盤でボールを奪取すると、川井は瞬時に動き出した。FWイサカ・ゼインの内側を追い越してパスを受け、シュートを狙ったが歩幅が合わずに当たり損ねた。こぼれ球を土居が押し込み、チームは追加点を挙げたが、川井は頭を抱えて残念がった。 昨季のプレーオフはコンディション不良で欠場した。「試合に出た人以上に、多くの意味で悔しい思いをした」と当時を振り返る。「その経験も無駄にしないため、今年J1に上がることが必要」とモチベーションに変えてきた。「最善の準備をし、自分が試合に出て活躍する」とプレーオフに向けて自らを奮いたたせた。