大谷翔平、驚愕の51本塁打・54盗塁ペース!“夢の領域”へ「健康な状態で出られればチャンスある」明日から古巣エンゼルス戦
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月2日(日本時間3日)、敵地でのDバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、マルチ安打と1試合3盗塁でチームの勝利に貢献するとともに史上初の「44‐46」を達成した。 【動画】二盗!三盗!大谷翔平が「44‐46」を達成するシーン 初回の第1打席は右翼への安打で出塁。打球速度117.2マイル(約188.6キロ)の強烈なライナーを放った。4回二死三塁の第3打席は四球で出塁すると二盗に成功。今季44個目の盗塁を達成すると、これだけでは終わらない。 7回一死の第4打席も右前にはじき返してマルチ安打をマーク。その後は二盗を決めて今季45盗塁。さらに三盗を決めて今季46盗塁。自己最多タイの1試合3盗塁をマークし、自身の記録をさらに更新する「44‐46」を達成した。 米メディア『MLB.com』のサラ・ラングス記者は自身のXで「ショウヘイ・オオタニは51本塁打・54盗塁のペース」と伝え、「シーズン中にこのような組み合わせを達成した選手はこれまでいない」と投稿している。 本塁打も盗塁も「50」の大台を超えるハイペースで量産し続ける大谷。天井知らずの数字に米メディアも大きく注目している。 地元メディア『SportsNet LA』はXで大谷の試合後のインタビュー映像を投稿。それによると、大谷は「50‐50」の可能性について「健康な状態で1試合でも多く出られればチャンスがあるんじゃないかなと思います」と答えている。 チームもDバックスとの首位攻防4連戦を3勝1敗で勝ち越し「まず1、2試合目を取って、昨日は負けてしまいましたけど、みんな気持ちを切り替えて今日いいゲームができたというのはチーム的に大きい。同地区のライバルに勝てたことは大きなことだと思います」と頷いた。 明日からは古巣のエンゼルスとエンゼルスタジアムで対戦。大谷は「もちろんいままで一番多くの時間を過ごした球場。自分にとって特別ですし、そのファンの人たちの前でプレーするのも特別なこと。一生懸命頑張りたいと思います」と決意を述べた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]