圧倒される色鮮やかさ、手作りつるしびなに心ほっこり 「明るい気持ちになって」
長野県飯田市大門町の飯田大門郵便局に登場
長野県飯田市大門町の飯田大門郵便局に今月から、色とりどりのつるしびなが飾られ、訪れる人の目を楽しませている。同局を利用する皆川信子さん(72)=飯田市上郷黒田=が手作りし、展示は5年目。皆川さんは「寒い時期だが、見てくれた人がほっこりした気持ちになればうれしい」と話している。 【写真】「全部かわいい」、圧巻の30段ひな飾り
皆川さんは身近な動物や昆虫、野菜などをモチーフに、着物の古着から取った布などを使って制作。展示するひなの数は年々増えており、今年は最近1年間に新たに作った約200体を含め約2200体を飾り付けた。 展示は3月末までの予定。昨年4月に着任し、初めて展示を見た沢柳智彦局長(55)は「間近で見ると色鮮やかで圧倒される。この冬は暗いニュースが多いが、見た人が明るい気持ちになってくれれば」と話している。