雪が降ったら東海道新幹線は止まるの? JR東海に聞いてみた 雨の場合は主に3つの基準がある
■地震時でも、しっかりとブレーキかけられるように… さらに、雨や雪への対策を強化するための研究も続けています。JR東海は、愛知県小牧市にある研究施設で、人工的に雨や雪を再現し、ブレーキ性能を高めるための試験装置を国内で初めて導入し、2022年から稼働しています。 東海道新幹線は地震の揺れを検知すると、ブレーキがかかる仕組みを導入していますが、その時に雪や雨が降っていると車輪が滑り、停止までの距離が長くなるという課題があります。その解消に向け、約28億円をかけてこの試験装置を導入。雪や雨などの気象条件下でブレーキを作動させてデータを集め、部品の改良や、雪が付きにくい車両などの研究開発に生かすということです。 とは言え、大雪や大雨が予想される場合は、予定の変更や、時間に余裕を持った行動が必要です。
CBCテレビ