「宝物にしたい舞台」センバツ閉会式で司会、青森・弘前高の佐藤毬子さん
センバツ閉会式で司会を務めたのは、昨年7月のNHK杯全国高校放送コンテスト・アナウンス部門準優勝の青森県立弘前高3年、佐藤毬子(まりこ)さんだ。大役を終え「あっという間だった。選手たちには『おめでとう』、観客や関係者には『お疲れ様』の気持ちを伝えるように話した。宝物にしたい舞台になった」と、ホッとした様子だった。 【センバツベストナインに選ばれた選手たちを写真で】 本番に向け、過去の閉会式の映像を見ながら練習してきた。決勝があったこの日の甲子園は3万人の大観衆が入り、深呼吸しても体が震えるほど緊張したという。話し方のテクニックだけでなく、伝える相手を意識することを大舞台で学んだ。「将来はアナウンサーになりたい。今後に生かしていきたい」【戸田紗友莉】