【福岡ボート・一般】泥谷一毅 減量効果で完全復活間近
<13日・福岡ボート・2日目> 序盤をうまく乗り切った。泥谷一毅(43)=大阪=は1回走りだった2日目10Rで、6コースから道中でさばいて4着。舟券には絡めなかったが、1周BSは6番手だっただけに不利枠で大敗を免れた意味は大きい。 序盤2日間は3走して3、4、4着と中間着が続いたが、消化した枠番は2、5、6枠とあって意に介していない。「外枠2つと嫌いな枠番(2枠)は全て終わって、この成績なら上等。ここからは好きな枠番しか来ないので楽しみしかない。一気に勝負に出ますよ」 今期(5月~)は現在勝率6.23と13期ぶりのA1復帰が視野に入る勢い。好調の要因は体重にある。「期初めのここでこれでは勝たれへんと痛感しました。57~8キロあった体重を、筋肉を落として7月までに52キロに落としました。今は楽に52キロに落とせるし、レースもエンジンの出方が全然違いますからね」 デビュー当初は同県で同世代の石野貴之とも並び称された能力の持ち主。減量効果で本来の輝きを取り戻しつつある。「A1に戻りたいけど、今期はそれ以上にF2にならないことが大事。今までFで身を崩してきましたからね。今の自分なら来期もやれる自信はある」。3日目の2走は3、4号艇と、攻めるレースが身上の泥谷にとって最も得意とするところ。持ち味の豪快なレースを披露して、完全復活をアピールする。(森 大輔)