公用車で当て逃げ、減給 氷見市議会議会局、主査を処分
氷見市議会議会局は6日、富山市田尻南の県道で公用車を運転し、乗用車に当て逃げしたとして、議会局の男性主査(44)を同日付で減給3カ月(10分の1)の懲戒処分としたと発表した。 ●接触に気付かず 議会局によると、主査は5月30日午前9時13分ごろ、公用車で正保哲也副議長(57)を乗せて県庁への会合に向かう途中、前方の乗用車と接触事故を起こした。公用車の左前のバンパーと乗用車の右後ろのバンパーがこすれたが、主査は事故に気付かずに走り去った。けが人はいなかった。 乗用車側が事故を富山中央署に届け出た。主査は道交法違反(事故不申告)の疑いで書類送検され、富山簡裁から10月7日に罰金3万円の略式命令を受けた。 積良岳議長は「市政への信頼を損なったことを心からおわび申し上げる。服務規律の確保、信頼回復に向けた綱紀粛正を徹底する」とのコメントを出した。