小池知事定例会見6月23日(全文1)ホストシティTokyoプロジェクト立ち上げ
東京芸術文化評議会の新たな体制について
それから続いて東京芸術文化評議会の新たな体制についてのお知らせでございます。芸文評と言っている、この体制でございます。東京芸術文化評議会というのは文化振興の推進に向けて、芸術文化のさまざまな分野で活躍されます評議員の皆さんに、専門的な見地からご審議をいただくという、そういう組織、会議体でございます。で、東京が世界の注目を集める2020年に向けては、ますますこの発進力を高めていくということが必要でございます。で、今期、委員の改選がございまして、このたび新たに6名の評議員を選任させていただきました。 まず文化庁長官をはじめ、国立西洋美術館長などを歴任されました、東京大学名誉教授の青柳正規さん。それからデジタルアート集団、チームラボ代表の猪子寿之さん。それからネットワークエンターテインメントのパイオニアであります、カドカワ株式会社代表取締役社長の川上量生さん。それから近世、近代の日本文学を研究して、さまざまなメディアでも活躍されておられます、国文学研究資料館長のロバート・キャンベルさん。年齢層を問わず、多くの日本人に親しまれているシンガーソングライターの松任谷由実さん。それから国立劇場の経験を生かして、伝統芸能の魅力を分かりやすく伝える著者として活躍されておられます、国際基督教大学准教授、矢内賢二さん。いずれも各界を代表する第一人者の方々にご参加いただいたわけでございます。そして9名の方々、これまでの方々ですが、引き続きこの9名の方々には評議員をお願いをいたしております。これからも芸術文化の振興についてご意見を伺ってまいります。 来週28日水曜日でありますが、今期初めての東京芸術文化評議会を開催いたします。東京文化プログラムの本格的な展開に向けまして、世界的に発信できる新たな取り組みなど、具体的に評議員の皆さまからアイデアをいただきたいと考えております。先ほどご紹介いたしました、ホストシティTokyoプロジェクトでも、東京文化プログラムの拡充、推進を図ることといたしておりまして、今回新たに評議員にご参加いただく川上量生さんをはじめとして、評議員の皆さまから新たな視点でご意見をいただけるものと期待をいたしております。担当が生活文化局となっております。