ドジャース・大谷翔平は2打席連続三振 外角球見極めに苦戦 何度も首を振る
「ドジャース-カージナルス」(31日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場し、三回の第2打席は空振り三振に終わった。初回の第1打席は見逃し三振に倒れており、2打席連続三振となった。 カージナルスの先発左腕マッツとの過去の対戦成績は6打数1安打、2三振。21年4月10日の初対戦では右翼線三塁打を放ったが、その後の5打席は無安打に抑えられていた。第1打席はカウント2-2から、最後は外角高めの154キロのボールに手が出ず、天を仰ぎ、ベンチに戻る際には何度も首を振った。公式サイトの試合速報の9分割のストライクゾーンでは枠外のボールと表示されていた。第2打席もストライクと判定された外角の球に首を振る場面があり、ストライクゾーンの見極めに苦戦している。 この日は主力4選手に休養を与えるため、大幅にメンバーを入れ替えたが、大谷は開幕から5試合連続スタメン出場。ここまで5試合に出場し、打率・273で本塁打なし。OPSは・638と本来の力を出し切れていない。前日の試合では5打数1安打。初回無死一塁の打席で右前打を放って好機を拡大。五回2死一塁の場面では四球を選び、後続の適時打で生還した。しかし、他の3打席はいずれも得点圏に走者を置いた場面で凡退。1点を追う延長十回2死満塁のサヨナラ機は遊飛に倒れ、チームの連勝も2で止まっていた。 前日の試合後には自身の打撃について「(ボールの)見え方自体は悪くないですけど、タイミングと(ボールとの)距離の問題かなと思います」とスインズのズレを感じていることを明かしていた。