寄付した人に進呈する特製の手ぬぐい

　福島県福島市の福島稲荷神社秋季例大祭（１０月１２～１４日）に合わせ、ＮＰＯ法人福島踊屋台伝承会は１０月１２、１３の両日、２階建ての踊屋台の保存活動に役立てる寄付を募る。 　踊屋台は例年、春のふくしま山車祭りで練り歩き、秋の例大祭では福島稲荷神社に隣接する伝承館で一般公開している。伝承会は踊屋台を維持し、伝統文化を後世に受け継いでいくため、伝承館前に募金箱を設置して善意を募る。千円以上寄付した人には特製の手ぬぐいを進呈する。この他、記念撮影を希望する親子向けに子ども用法被を準備する。 　伝承会の草野健事務局長と柴田俊彰監事は「踊屋台を間近で見られる機会でもある。保存活動を応援してほしい」と話している。同会は会員も随時募集している。 （県北版）