2024年8月、女性(当時95)が指宿市の住宅で死亡しているのが見つかったのは殺人事件だったとして警察は25日、指宿市の高齢の男を書類送検しました。 　殺人の疑いで書類送検されたのは、指宿市に住む無職の高齢の男です。 　この事件は2024年8月、指宿市東方の住宅で有留冨美子さん(当時95)が血を流して死亡しているのが見つかったものです。 　有留さんの額には3センチほどの切り傷が4か所あり、身に着けていた服とかけ布団に血が飛び散っていました。 　頭部などに複数の打撲のあとがあり、死因が外傷性ショックだったことから警察は殺人事件と断定。現場の状況や捜査の過程で得られた証拠などを総合的に判断し男を特定しました。 　男は有留さんの頭部などを複数回なぐり殺害した疑いが持たれています。警察が取り調べを行っていますが、認否など具体的な供述は得られていないということです。 　警察は、男の氏名や年齢、有留さんとの関係について明らかにしていません。